初めての自転車にプロテクターは必要?プロが選び方を解説

子どもが初めて自転車にチャレンジする時、やはり心配なのはケガをしないかということです。保護者として、大切なお子さんには安全に自転車に乗ってほしいですよね。

転倒時のケガを防ぐアイテムとしてプロテクターが挙げられますが、ヘルメットの着用が努力義務化されている一方で、プロテクターの使用率はそこまで高くないのが現状です。

今回はプロテクターの必要性を解説していくので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

 

自転車に乗る時の服装は?プロテクターは必要?

自転車を練習する時は以下のような服装が理想的です。

  • 長袖・長ズボン
  • 運動靴
  • ヘルメット
  • プロテクター

自転車を練習する時は何度も転倒してしまうことをあらかじめ想定しておきましょう。

擦りむいてしまうことも多いため、長袖・長ズボンを着用し、できるだけ肌を露出しないことがポイントです。動きやすさのためについ半袖・半ズボンを選びがちですが、通気性や速乾性に優れたスポーツウェアを選べば、汗も気になりにくいでしょう。

そしてよりケガのリスクを抑えるためには、ヘルメットはもちろん、プロテクターも欠かせません!特にケガをしやすい肘・膝といった関節部分はプロテクターでしっかりと守ってあげることが重要です。

 

プロテクターは何歳まで必要?

「プロテクターは何歳まで付けるべきか気になる!」という方も多いですが、特に利用推奨年齢が定められているわけではありません。

補助輪の卒業と同時にプロテクターも使わなくなってしまう方も多いですが、ケガのリスクを少しでも抑えたいのであれば、年齢に関係なく使用し続けるべきと言えるでしょう。

ちなみに子ども用プロテクターの対象年齢は10歳前後が上限であることが多いです。そのことから、少なくとも小学生低学年までは使用を続けることが望ましいです。

 

守るだけじゃない!自転車プロテクターのメリット

自転車プロテクターを着用するのはもちろん大切な身体を守るためですが、実はそれによってたくさんのメリットがあります!今お子さん用にプロテクターを購入しようか迷っている方はぜひチェックしてみてください。

  • 不安をなくすことで早く上達する
  • 安心して遊びに行かせられる
  • 自転車以外にも使える

 

不安をなくすことで早く上達する

自転車がなかなか上達しないという時は「ケガをするかもしれない」「痛い思いをするかもしれない」という不安が原因になってしまっていることが多いです。

慣れないうちはバランスを取ろうとハンドルにばかり集中してしまい、ペダルに意識が向かなくなってしまいます。そうすると自転車はなかなか前に進まず、転倒しやすくなってしまうでしょう。

つまり、怖がらず思い切ってペダルを漕ぐことが自転車を上達するコツだと言えますが、プロテクターを身に付ければそれだけで安心感が生まれます。前に進むことで自転車が安定するという感覚が身に付き、補助輪なしの状態にも早く慣れるでしょう。

 

安心して遊びに行かせられる

ケガをしてしまうかもしれないということは本人だけでなく、親御さんにとっても心配ですよね。やっと自転車に乗れるようになった頃、お子さんが自転車に乗り、自分の目の届かないところに出掛けるのは不安に感じるでしょう。

ヘルメットやプロテクターを着用したからといって絶対にケガをしないとは限りませんが、少なからずリスクは抑えられます。保護者としても安心して遊びに行かせやすくなるでしょう。

 

自転車以外にも使える

自転車以外にもケガのリスクが伴う乗り物や遊びはたくさんありますよね。

  • 一輪車
  • ローラースケート
  • スケートボート

このように、プロテクターが活躍するシーンは他にもたくさんあります。子どもにとっても親にとっても、安心して色々な遊びに挑戦できるようになるでしょう。

 

自転車プロテクターの価格相場はいくらくらい?

子ども用プロテクターの価格はおよそ1,000円〜3,000円程度と意外に幅広いです。

「それだったらできるだけリーズナブルなものを…」と安さだけで選んでしまう方も多いですが、価格によってプロテクターの質は結構変わってきます!なので価格だけで選ぶのはあまりおすすめしません。

もちろん価格も1つの比較基準ではありますが、それぞれの商品の特徴をよく比べながら一番良いと思ったものを選びましょう。

 

自転車プロテクターの選び方

次にプロテクターの選び方を解説していきます。項目が多いので1つずつチェックしてみてください。

  • サイズ・対象年齢
  • 対応箇所の数
  • 安全性・耐久性
  • 付け心地
  • 通気性
  • デザイン

 

サイズ・対象年齢

プロテクターを選ぶ際に必ずチェックしなければいけないのがサイズです。小さすぎると入りませんが、大きすぎてもずれてしまい、プロテクターとしての役目を果たせません。

多くのプロテクターはベルト部分が伸縮性のあるゴム素材でできていたり、長さを調節できたりとある程度幅がききますが、お子さんに合うサイズかどうかは忘れずに確認しておきましょう。対象年齢が記載されている商品も多いので、参考にしてみてください。

 

対応箇所の数

プロテクターは商品によって対応箇所の数が異なるということに注意が必要です。最低限必要なのは肘と膝のセット。安全に自転車に乗るためにも、ケガを負いやすい関節部分は確実に守ってあげましょう。

理想的なのは手のひらにも対応しているタイプですが、手のひらにプロテクターを付けるとハンドルを握れなくなってしまうため、自転車には使用できません。あくまで一輪車やスケートボード用だと考えておきましょう。

ただし、手のひらも転倒時に擦りむいてしまうことがよくあるため、心配な方には子ども用の自転車グローブがおすすめです。耐久性に関してはプロテクターに及びませんが、素手と比較するとケガを負うリスクは随分小さくなります。

 

安全性・耐久性

安全性や耐久性も欠かせません。同じプロテクターでも商品によって素材や形状は異なり、どれだけ衝撃を吸収できるかも変わってきます。

「耐久力」と聞くと「表面に丈夫な素材を使っているか」ということばかり気にしがちですが、裏面のクッション素材も重要です。しっかりと厚みのあるクッションを使用しているプロテクターだと、衝撃を吸収し、身体にかかる負担を大幅に軽減してくれます。

 

付け心地

クッション性は衝撃の吸収力だけでなく、付け心地にも大きく影響します。ごわごわした素材だと付け心地が悪く、せっかく購入したのに子どもが嫌がって使ってくれないということになりかねません。

他にも重量やフィット感も大切です。軽くてぴったりと身体に密着するようなプロテクターだと付けていても気になりにくいため、子どもも抵抗なく身に付けてくれます。

 

通気性

通気性もこだわっておきたいポイントの1つです。

特に暑い時期は外に出ているとすぐに汗をかいてしまいますが、プロテクターの通気性が悪いとどうしても汗が溜まってしまい、ベタベタしてきてしまいますよね。夏場でも快適に自転車に乗るためには風通しが良く、汗をかいてもすぐに乾いてくれるプロテクターを選ぶことが重要です。

通気性が良いとお手入れもしやすくなります。プロテクターは汗や土埃ですぐに汚れてしまうため、定期的に濡らした布で拭き取ることをおすすめしますが、通気性が良ければ一晩で乾き、すぐまた使うことができます。

ちなみにプロテクターのメンテナンスは基本的に水拭きで十分ですが、たまに薄めた中性洗剤に浸けた布巾で拭き取ると良いでしょう。

 

デザイン

ここまで紹介してきたプロテクターを選ぶポイントは全て機能に関することでしたが、やはりデザインも大切です!先ほどもお伝えしたように、せっかくプロテクターを購入しても子どもが使ってくれないと意味がありませんよね。

デザインがかっこいい、あるいはかわいいと、それだけで子どもは気に入って積極的に使ってくれるようになります。その分ケガもしにくくなるので、ぜひお子さんと一緒に、お気に入りのプロテクターを選んであげてください。

 

おすすめの自転車プロテクターはこちら!

自転車に乗る時、特にまだ練習を始めたばかりの頃はプロテクターの着用がとても重要ということをわかっていただけたでしょうか。ケガをきっかけにお子さんが自転車に乗ることを嫌がってしまうようになることもあるので、しっかりとプロテクターで守ってあげてください。

対象年齢は4歳から9歳なので、小学校低学年のお子さんなら問題なく使用できます。今回紹介したポイントもしっかりと押さえている商品なので、ぜひチェックしてみてください。

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合わせてこちらの自転車グローブもおすすめです!手のひらにプロテクターを装着するとハンドルを握れなくなってしまうため、手のひらのケガの予防としては別でグローブを用意することが望ましいです。

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サギサカは自転車に乗る全ての方に安全なサイクルライフを届ける、自転車アイテム全般の製造卸販売メーカーです。プロテクター以外にもヘルメットやライト、空気入れなど幅広い商品を取り扱っているので、良ければショップページも覗いてみてください。

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