自転車はなぜギヤチェンジする必要があるの?

自転車についている変速ってなに

「楽に・速く・効率よく」乗るためには変速が必要となります。
変速する事で、効率よくペダルを回し、快適に走行するための機能です。

・登り坂 →
軽いギア(ローギア) を使うと、ペダルが軽くなり、少ない力で登れる。

・下り坂・平地 →
重いギア(ハイギア) を使うと、ペダルを少なく回しても速度を出せる。

変速機(ギア)には、大きく分けて内装変速機と外装変速機の2種類があります。
それぞれの変速機は、どのような違いがあるのでしょうか❓

◎ 内装変速機とは
シティ車や軽快車に多く使われている変速装置です。
後輪のハブ(中心部分)に変速機構が内蔵されています。
後車輪のハブ車軸内部で変速操作するため、走行中・停止中に関係なく変速操作できます。
変速レバーと変速機がワイヤーでつながており変速レバーで操作を行います。

〇メリット:
チェーンが外れにくく、停車中でも変速が可能です。
発進・低速時でも変速可能なため軽いギアでスムーズに加速できます。
変速の時にチェーンが移動しないので、静かです。
雨やほこりの入りにくい構造で外装変速機よりもメンテナンスが少なくて済みます。

〇デメリット
:
外装変速よりも変速段数が少なめのものが多いです。
変速段数が少ないために長距離走行を行うスポーツバイク向きではありません。
外装変速に比べて、構造が複雑で高額です。


◎ 外装変速機

スポーツバイク(ロードバイク、MTBなど)に使用されています。
チェーンを前後のギア(スプロケットやチェーンリング)間で移動させて変速する方式です。

メリット:
軽量で変速段数が多く、6段~27段など幅広いギヤ比が選べ効率が良く長距離走行に向いています。

デメリット:
停止中は、変速が出来ないため軽いギヤで発進するには、停止前に変速する必要が有ります。
チェーンが動くので、どうしてもガチャガチャと音がしてしまいます。
内装変速と比べ、定期的な変速調整や注油・清掃等が必要となります。

内装変速機に比べると構造がシンプルで、軽量です。
変速装置が外部に露出しているので、
サビやすく、こまめなメンテナンスが必要となります。

 

どの変速機が良いかは、用途(街乗り・スポーツ・長距離など)によって異なります!

登坂・下り坂に対応 → 疲れにくく、快適に走れる
ケイデンスを一定に保つ → 効率よく長距離を走れる
速度に応じて最適なギアを選ぶ → スムーズに加速・巡航できる

ギヤチェンジは、自転車を「楽に・速く・効率よく」乗るために必要!

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