2025.03.17
はじめよう自転車の乗車前点検❗
自転車に乗る前に簡単な点検をすることで、安全に走行できます!🚲✨
いざ走り出してみると、「タイヤの空気が抜けている」「ブレーキの効きが悪い」「チェーンが外れる」
といったことを経験されたことは、ありませんか?
乗車前点検は、トラブルを回避ために行うものなので、その日の最初の乗車タイミングで行うのが
良いでしょう。トラブル遭遇率をかなり下げることができます。
乗車前点検の手順(5ステップ)
◎ ①タイヤの空気圧チェック
・タイヤを手で押して確認
適度な硬さがあるか?(フニャフニャなら空気が不足)適正空気圧はタイヤの側面に表示されております。
圧力の単位は、「PSI」「BAR」「KPA」「kg/〇」のいずれかで表示されているので、エアーゲージ付ポンプ等で適正値に調整しましょう。
空気圧が少ないとタイヤのパンク原因No.1の【リム打ちなどのパンク】に繋がりますので、パンクリスクを下げる意味でも空気圧チェックはしましょう。
・タイヤの摩耗・ひび割れ
ゴムがすり減っていないか?(ツルツルなら交換時期)
異物(ガラス片や釘などの突起物など)が刺さっていないか?
ひび割れが発生すると、走行中にパンクのリスクが高まるため、早めに交換しましょう。
◎ ②ブレーキの効きチェック
・ブレーキレバーを握って確認しましょう!
ブレーキワイヤーが緩んでいないか?(緩いと制動力が低下してしまいます)
ブレーキは速度制御する自転車の要の装置なので、しっかりとチェックしましょう。
前後とも しっかり止まるか?(握ったときにスカスカなら調整が必要)
・ワイヤーにサビやほつれがないかをチェック!
切れる危険がありますので交換しましょう。
◎ ③チェーンの状態チェック
・チェーンに適度な張りがあるか?
たるみすぎていないか?ぺダルを回したときにチェーンカバーに、たるんだチェーン
が当たってカタカタ音がすることがあります。(たるんでいると外れやすい)
張りすぎていないか?ペダルを回したときに ガリガリ音がする(ペダルが重くなる)
チェーンの張りの目安は、チェーン中央で押してみて約1.5㎝の遊びが目安です。
・オイルが切れていないか?
ペダルを回したときに キュルキュルと音がしませんか?
チェーンは、走行距離200㎞を目安に注油しましょう。
摩擦が増えて漕ぎにくくなり、ギヤやチェーンの寿命を縮めてしまいます。
こまめな注油を心掛けましょう。
◎ ④ ライト&ベルのチェック
・ライトの点灯確認
暗くなってからでは遅いので、事前に点検しましょう。
バッテリー式なら充電・電池残量を確認しましょう。
・ベルが鳴るか?
歩行者や他の自転車に注意を促すために重要なので、音鳴りのチェックをしましょう!
*ベルは法律で装備が義務付られています。
◎ ⑤ ネジ・サドル・ハンドルの緩みチェック
・ネジ類の緩みのチェック方法は、自転車を10cmくらいの高さから落とすことです。
緩んでいると各部品の固定不足による振動音(異音)音が出やすいため早期発見に繋がります。
・ハンドルの緩みは、前輪を両足で挟んで固定して、ハンドルに荷重をかけて上下左右に動くかで確認できます。
・サドルの高さは適切ですか?
・効率の良いペタリングは、サドルの高さが重要です。両足のつま先が地面につく高さが理想的な高さです。
・スタンドがしっかり立つか?グラつくと倒れやすいのでしっかり調整しましょう。
時間がないときは3つの点検だけでも行うことをおすすめします!
時間がないときは、最低限やるだけでも安全度がアップ!
●(空気圧) → タイヤを押してみる
●(ブレーキ) → ブレーキを握ってみる
● (チェーン) → たるみや異音を確認
おさらい
乗車前点検の手順(5ステップ)
🚲 ①タイヤの空気圧はOK?
🚲 ②ブレーキはしっかり効く?
🚲 ③チェーンの張り具合&注油は?
🚲 ④ライト&ベルは使える?
🚲 ⑤ハンドル・サドルのネジは緩んでいない?
毎回チェックして、安全で快適なサイクルライフを!✨